7月 21

静野です。
弊社のお客様である、とあるラーメン屋さんのお話。先日、ラーメンの写真を散りばめたスタンド看板を納品したところ、スタンド看板を掲出したその日から売上が急増したとのこと。
お客様からの感謝の言葉を直接聞けるのが看板屋の醍醐味の1つだと思っているので、その言葉を聞いたときはとても嬉しかった。と、同時に考えたのは「どうしてそのような効果が現れたのか?」ということ。
まぁ、理由はハッキリしてるんです。それは人間が大部分の情報を視覚を通して収集しているから。飲食店を例にとってみましょう。店先に一切の写真やサンプルが飾られていない「どんな料理が出て来るか分からない」お店と、POPや商品サンプル、スタンド看板を見れば「どんな料理が出て来るかすぐ分かる」お店とでは、どちらが店内に入りやすいか?答えは明白ですよね(お店の前に食品サンプルの入ったショーケースを置いている飲食店が多いのは、そのため)。
今回は飲食店を例にとってみましたが、同様のことはたとえば整体やマッサージのお店などにも当てはまります。「お店をオープンしたのはいいけれど、なかなかお客さんが入って来てくれないんだよなあ」という、あなた。もしかしたら、今が看板のリニューアルを計画するのに良い時期なのかも知れませんよ?
7月 13

写真は6月9日(水)〜11日(金)にかけて、幕張メッセで開催された『デジタルサイネージジャパン 2010』の様子です。
【デジタルサイネージジャパン 2010】 http://www.f2ff.jp/dsj/
3日間トータルで13万人を越える人々が詰めかけたそうで、改めてデジタルサイネージへの注目の高さを裏付ける数字となりました。時代の流れが「デジタルサイネージ……なにそれ?」という段階から、定着・普及の時代へ着実に前進していることがひしひしと感じられますね。
身近で体験出来るデジタルサイネージというと、やっぱり品川駅でしょうか。まだ「言葉では良く耳にするけど実物は見たことないんだよね〜」という方がいらっしゃいましたら、一度、品川駅のコンコースをご覧になって見てください。広告が“動く”ことのメリット・デメリットが、きっとお分かり頂けるんじゃないかと思います。
7月 12
静野です。
1ヶ月に渡る熱戦が繰り広げられた南アフリカW杯は、スペインの優勝で幕を閉じました。
今年のW杯は、例年以上に番狂わせが多くて、見ている側としてはとても面白かったですね(プレーしている選手たちは大変だったでしょうが…)。日本の選手たちも、非常に頑張ってくれました。彼らの奮闘ぶりを見ているうちに、気がつけばサッカーが好きになっていた。なんて方も多いのでは?
W杯は、国と国とのぶつかり合いの場であると同時に、世界中の有能な選手たちの『見本市』としての側面も持っています。今回の大会でも、現地での活躍を認められ多くの日本人選手たちが海外へ旅立つことになりました。ドイツ、イタリア、フランス、ロシア、ベルギー、韓国etc.サッカーというスポーツを通じて、日本の若者が海外に飛び出して行くチャンスが増えるのは、とても嬉しいことですね。
国内の企業の中には、英語を社内公用語に採用しているところも出て来ました。普段の生活からはなかなか実感出来ないかも知れませんが、世界は確実に近くなっています。これからも、いろいろな分野から海外で活躍する人が出て来ると良いですね。
7月 07
食べ物は難しい!
静野です。
弊社のデザイナーは、看板のデザインだけでなく、自分で商品などの撮影を行うこともあります。
看板屋さんというと、飲食店の方とお付き合いさせて頂く機会も多いのですが、写真撮影の中でも特に難易度が高いのが食べ物。いわゆる『シズル感』と言いますが、食べ物を美味しそうに、また見る人に「食べてみたい!」と思わせるような写真を撮るのは、なかなか簡単ではありません。
よく「綺麗な写真なんて、プロが使っているような高価な一眼レフを使えば簡単に撮れるんでしょ?」と言われたりもするのですが、道具の善し悪しだけでは「美味しそうな」写真は撮れません。どんなに高性能な道具を使ったとしても、アングルやフレーミング、ライティングの具合によって、写真の印象は大きく変わってしまうからなんですね。
最近ではフォトレタッチソフトの進歩によって、撮ったあとの写真の色味や彩度を変えることも比較的簡単に出来ます。でも、たとえ色味や彩度を変えることが出来たとしても、写真そのもののクオリティは撮ったあとでは加工のしようがないので、撮影はいつも真剣勝負。先日も新規オープンのラーメン屋さんで様々なラーメンの写真を撮影して来たのですが、どんな看板に仕上がるのか、今からとっても楽しみです。
7月 06
静野です。
我々、看板屋さんは先輩や上司から、まず最初に「段取り7割・現場3割」という言葉を教わります。
平たく言うと、現場での施工を円滑に進めるためには(そこに至るまでの)段取りが大事だ、ということですね。
どんなに簡単そうに見える現場であっても、ぶっつけ本番ではまず間違いなく上手く行きません。スケジュールの調整はもちろん、現場はどのような状況になっているのか、どんな看板をどんな施工方法で設置するのか、などを営業担当と施工チームの人間の間で綿密に打ち合わせることで、初めてスムーズな施工が可能になります。
現場で「ああだこうだ」と監督や職人が打ち合わせをしているのは、その現場の段取りが上手く行っていない証拠。段取りが上手く行っている現場ほど、職人たちは案外黙々と作業をしているものです。事前に自分たちのやるべきことが明確に分かっているので、現場で迷うことがないからなんですね(段取りが上手く行っていないと、その都度、監督に確認しなければならないので、人数がいる割になかなか作業が進まない、という自体に陥りがちです)。
どんなに経験を積んでも、段取りを怠っては良い仕事は出来ません。全てのお客様に看板の仕上がりに満足して頂けるように、弊社ではいつも綿密な打ち合わせを怠りません。