10月 29
毎秋の恒例デザインイベント、『TOKYO DESIGNERS WEEK 2010(以下TDW)』が今日から始まりました。
また、同じく本日から東京ミッドタウンでは、こちらもデザインイベント『DESIGNTIDE TOKYO 2010』が開催されています。デザインや雑貨、エコプロダクトなどに興味のある方にとっては、きっと忙しい週末になるんじゃないですかね。
実は僕たちも、2006年と2007年に100%DESIGN TOKYOに出店していたことがあるんです。『100% DESIGN TOKYO』今となっては、楽しくて懐かしい思い出ですね〜。
特にTDWは個人的にもおススメ。展示会というと、一般的にはビッグサイトなどの屋内で行われるイメージがありますけど。その点、TDWは神宮外苑を借り切ってのオープンエアなイベント。あいにく、今週末は台風の接近に伴って荒れた天気になってしまいそうですけど。晴れた日は、様々なデザイナーの作品に触れながら、会場内のカフェでオーガニックなランチに舌鼓!なんてステキなひとときも過ごせちゃいますよ♪
土日・祝日はどうしても混雑が予想されますので、ゆっくりと会場内を見て回りたい場合は平日の夕方〜夜に掛けてが狙い目かと。時間の都合の合う方は、是非とも遊びに行ってみて下さい(^^
7月 07
食べ物は難しい!
静野です。
弊社のデザイナーは、看板のデザインだけでなく、自分で商品などの撮影を行うこともあります。
看板屋さんというと、飲食店の方とお付き合いさせて頂く機会も多いのですが、写真撮影の中でも特に難易度が高いのが食べ物。いわゆる『シズル感』と言いますが、食べ物を美味しそうに、また見る人に「食べてみたい!」と思わせるような写真を撮るのは、なかなか簡単ではありません。
よく「綺麗な写真なんて、プロが使っているような高価な一眼レフを使えば簡単に撮れるんでしょ?」と言われたりもするのですが、道具の善し悪しだけでは「美味しそうな」写真は撮れません。どんなに高性能な道具を使ったとしても、アングルやフレーミング、ライティングの具合によって、写真の印象は大きく変わってしまうからなんですね。
最近ではフォトレタッチソフトの進歩によって、撮ったあとの写真の色味や彩度を変えることも比較的簡単に出来ます。でも、たとえ色味や彩度を変えることが出来たとしても、写真そのもののクオリティは撮ったあとでは加工のしようがないので、撮影はいつも真剣勝負。先日も新規オープンのラーメン屋さんで様々なラーメンの写真を撮影して来たのですが、どんな看板に仕上がるのか、今からとっても楽しみです。
1月 26
矢島です。
「デザイナーとは、理想主義を具体的に目に見える形で提案できる職業。」by 川崎和男氏
看板の仕事をデザイン的な切り口「だけ」で、ちゃんと学校に通って学ぼうとすると
実に幅広い分野を学ばねばならない事がよくわかる。
試しに、都内の代表的な美術系大学の関連履修学科項目をざっと列記するとこうなる。
1:視覚伝達デザイン学科
2:空間演出デザイン学科
3:工芸・工業デザイン学科
4:グラフィックデザイン学科
5:生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻
6:映像学科
7:建築学科
8:環境デザイン学科
9:情報デザイン学科
10:立体アート学科
11:メディアアート学科
商業ベースの表現である以上、ヒト・モノ・カネのせめぎ合いが常につきまとう。
それでも、理想主義をいかに練りこんでいくのか。
チャレンジの毎日が続く。
10月 16

静野です。
突然ですが、皆さんは秋というと何を思い浮かべますか?食欲の秋?読書の秋?それとも、芸術の秋?
ぼくが真っ先に思い浮かべるのは『芸術の秋』。中でも神宮外苑で毎年開催されているデザインイベント『100% Design Tokyo』は、ぼくにとっては想い出深い秋の風物詩の1つです。
というのも、2006年・2007年と『ritmo design studio』というデザインユニットを組んで、この『100% Design Tokyo』に出展者として参加したのでした。毎年10月末から会期がスタートするので、当時の今頃はというと、ちょうど出展準備が大詰めを迎えて最も慌ただしい時期。正直、当時はイベントを楽しめるような余裕は全くなくて、ただただ日々の準備をこなして行くだけで精一杯という感じでしたけど。今になって思うと、まるで大人の文化祭のように盛り上がったし、苦労した分だけとても良い想い出にもなりました。
『100% Design Tokyo』は、今年も神宮外苑の特設会場で10月30日(金)から11月3日(火・祝)まで開催されます。学校でデザインの勉強をしてらっしゃる方、デザイン雑貨や小物、海外製のインテリアなどに興味のある方は1日じっくり楽しめると思いますので、機会があればぜひ足をお運びください。